2020年3月20日日本ボクシング連盟は男子フライ級の田中亮明選手を東京オリンピック日本代表に内定させました。
現・WBO世界フライ級チャンピオンで3階級制覇の弟田中恒成選手が大きくプロとして活躍しています。兄はアマチュアボクシングに拘りを持っていたので、絶対にオリンピックに出場するという強い気持ちが実った結果となりました。
プロ、アマ兄弟で世界一を獲り日本に明るいニュースを期待したい所であります。
その兄田中亮明選手の経歴や弟の実績や高校時代のライバルに関してまとめていきます。
目次
田中亮明選手(ボクシング)の経歴プロフィール紹介!
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名前:田中 亮明(たなか りょうめい)
生年月日:1993年10月13日
年齢:26歳(2020年3月現在)
出身地:岐阜県多治見市
身長:170㎝
階級:フライ級(49kg~50.8kg)
中学:多治見市立南が丘中学校
高校:中京学院大中京高校
大学:駒澤大学
現在:中京学院大中京高校教員
いかにも三国志といった名前の亮明は、諸葛亮孔明から来ています。
5歳から空手を始め、中学校2年生からイトカワジムでボクシングを始めます。
右利きだったので当初は右構えでしたが、中京高時代の恩師で元東洋太平洋スーパーフライ級王者の石原英康さんがサウスポーだったことから左構えに変えていきます。また空手時代から左の突きが強烈だった事で父からもサウスポーを進められていました。現在もサウスポースタイルとなっています。
高校3年生の時に国体で優勝します。弟の恒成選手と兄弟で国体優勝を獲り、史上初の快挙となります。その後駒澤大学に進学し4年間国体優勝の偉業を達成し、全日本選手権も1、2年時ライトフライ級2位、3年時フライ級2位、4年時フライ級優勝と実績を積み重ねていきます。
高校の教員となって指導したいとの希望もあり、自衛隊体育学校の誘いを断って中京学院大中京高校教員となり教師、選手、ボクシング部コーチの道を選択します。
その後も2016年全日本選手権優勝しますが、リオオリンピックには出場出来ませんでした。その後も17年、18年と全日本選手権で良い成績を出せなかったですが、オリンピック代表選考でもあった2019年の全日本選手権で2大会ぶりに優勝します。
東京オリンピックに向けて徐々にコンディションを上げてきている田中亮明選手ですが、オリンピックの延期もあり調整が難しいと思います。しかし念願のオリンピックなのでモチベーションは持続するはずだと思います。
オリンピックがアマチュア最後になるとコメントしていますので、注目していきます。
田中亮明選手(ボクシング)の弟が凄い!
弟の恒成選手は小学校5年生からボクシングを始め高校1年で山口国体優勝、2年でインターハイ、国体優勝、選抜優勝で高校4冠、高校3年時にプロに転向します。プロに転向してからが凄い!
プロ4戦目で東洋太平洋王座(ミニマム級)獲得し、5戦目で世界王座(ミニマム級)獲得日本最速タイ、プロ8戦目で井上尚弥選手と並ぶ最速記録で2階級制覇 世界王座(ライトフライ)獲得、世界最速タイ、プロ12戦目で3階級制覇 世界王座(フライ級)獲得、現在3度防衛中
プロ戦績は15戦15勝(9KO)
現在フライ級のスーパー王座となっています。井上尚哉選手だけじゃないと評される今後も期待が高まる選手が弟にいます!
田中亮明選手(ボクシング)の高校で井上尚哉と対戦?
中京高時代にアマ7冠で現WBA・IBF・WBCの世界バンダム級チャンピオンの井上尚哉選手と4戦交えています。結果的に4敗となってしまいましたが、現在プロ19戦19勝の選手と互角に戦えていた田中亮明選手でした。
このような映像で後にオリンピック選手と世界王者になる戦いが観れるのは嬉しいですね!
田中亮明選手(ボクシング)の奥様は?
2018年の6月に駒澤大学の同級生だった百美(ももみ)さんと結婚します。2019年の男子全日本選手兼2020年東京五輪予選・代表決定戦最終日で判定勝ちした時に観客席にいた百美さんは感涙していました。
支えてくれた奥様にチャンピオンベルトを渡したいと亮明選手は言っていました。苦しい時にバックアップしてくれていた百美さんがいたからこそオリンピック代表になれたのでしょうね!
写真からも優しさが伝わります。しかもかわいいですね!!
田中亮明選手(ボクシング)の経歴や弟が凄い!高校で井上尚哉と対戦?まとめ
- 大学で国体4連覇の偉業を達成し全日本選手権も3回優勝の実績
- 弟の田中恒成選手は世界最速で3階級制覇で超注目選手
- 井上尚哉選手と高校4回対戦し善戦するも全敗
- 結婚し奥様も美人
東京オリンピックは延期となりましたが、日本ボクシング連盟は代表選考を改めてやらないと言ってます。田中亮明選手には長い調整期間を経て輝かしいメダルに期待します!!
応援していきます!!